美術作家 山本雄教のウェブサイト

展覧会などのお知らせや、作品画像、過去の展覧会風景などをアップしています。

FUTURE/今後の予定

2023.10.13-2.12「山本雄教:仮想の換金(priceless museum)」京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル

2023.11.29-12.16「チャリティ& オークション vol.9 MUSIC 音楽」+1art / 大阪

2023.12.7-16「山本雄教展 塵も積もれば山となる」大雅堂 / 京都

2024.1.6-16「グループ展」WHAT CAFE / 東京

2024.3.8-10「アートフェア東京」東京国際フォーラム(至峰堂画廊ブース)

2024.5.2-12「個展」ギャラリー恵風 / 京都

2024.8.23-9.1「グループ展」KUNST ARZT / 京都

2024.10.16-11.2「個展」+1art / 大阪


CURRENT/開催中・近日開催の展覧会 ※各詳細はNEWSをご覧下さい

 

山本雄教展 塵も積もれば山となる大雅堂|12/7-16

今展では、作品と共にそれに付随する様々なエピソードも紹介します。それらは制作のコンセプトやテーマと直接的に繋がるものではないかもしれませんが、私という作家を作り上げている「塵」のようなものです。そんな普段は表にすることのない部分も、今展では展覧会の一部として楽しんでいただければと思います。
積み上げた塵は果たして山となっているのか、ぜひご高覧いただけましたら幸いです。
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山本雄教展 塵も積もれば山となる
会期|2023年12月7日(木)-16日(土)会期中無休
時間|10:00~18:00
会場|大雅堂(京都市東山区祇園町北側301-2)

「チャリティ& オークション vol.9 MUSIC 音楽」+1art |11/29-12/16

毎年出品している+1artのチャリティーオークション展です。
入札はギャラリーの会場内でも、Webサイトからでも行えます。
ぜひお気に入りの作品を探してみてください◎
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「チャリティ& オークション vol.9 MUSIC 音楽」
会期|2023年11月29日(水)-12月16日(土)日・月・火 休廊
時間|12:00~19:00(最終日17:00まで)
会場|+1art(大阪府大阪市中央区谷町6-4-40)
本展は、途上国の女子教育を支援する+1artのチャリティー展です。2015年より毎年末に開催し今年で9回目を迎えました。今年のチャリティ展のテーマは「音楽」です。
その昔、ビートルズが演奏すると失神する女の子が相次いだとか。失神までいかなくても音楽のせいで涙腺が緩んだり棒立ちになって動けなくなった経験を持つ人もいるかもしれない。それはどんな音楽が好きかに関係ないようです。音楽と言うと曲のメロディーやリズム、演奏技術を楽しむイメージが強いのですが、ここでいう音楽は楽曲鑑賞を指すのではなく、身体的経験としての音楽です。音楽を聞くとき、私たちは(冷静に)楽曲や演奏を楽しむと同時に、空間を満たし、あるいは突き当たって身体を揺るがす(自失的あるいは創造的)刺激としての音を経験しているように感じます。 心と身体のシステムは所々不連続なので、心が想定外のところで身体は反応したりします。だから癒やしのつもりで聞いている「音楽」は、実はなにげにやばいのです。
51人の作家による作品は全て、オークション形式で販売し売上額の10%を途上国の女子教育を支援するマララ基金に寄付します。(マララ基金については ▶ ) 2日(土)には、作曲家の山根明季子さんをゲストにお招きし、音楽とアートを巡るトークイベントを開催します。山根さんは「音を視る、音で造形をデザインする」というコンセプトで作曲活動をしており「水玉コレクション」「カワイ イ^_-☆」等、ユニークな作品が多数あります。当日は山根作品をお聞きいただくなど、身体で経験するアートの時間をお楽しみください。

山本雄教:仮想の換金 (priceless museum)京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル|10/13-2/12

京都市京セラ美術館のザトライアングルにて、個展「仮想の換金 (priceless museum)」が開催中です。
学生時代から何度も足を運び、そこで見てきた作品たちに影響を受けてきた身としては、やはり気持ちが入ります。
ご高覧何卒よろしくお願いいたします!!
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山本雄教:仮想の換金 (priceless museum)
会期|2023年10月13日(金)-2024年2月12日(日)
時間|10:00~18:00※ 11/11(土)のみ 20:00 まで
会場|京都市京セラ美術館 ザトライアングル
山本雄教は、日本画の研究を通して学んだ技法や素材を応用し、米粒の線描やブルーシートを素材としたインスタレーションなどを制作しています。一円硬貨を用いた作品群では、小さく身近な存在である硬貨が、現代社会における貨幣と美術作品の関係性といった大きなものにまで繋がるという、ミクロとマクロを交錯させる試みを展開してきました。
本展では、麻紙の下に一円硬貨を敷き詰め、当館所蔵作品やその作家である近代日本画の巨匠たちの肖像を鉛筆のフロッタージュで描き出す大型の新作を含む7点を発表します。この肖像をモチーフにした作品のサイズは、描かれた画家たちの作品が仮に美術市場に出された場合の想定価格によって規定され、価格が高ければ高い程大きく鮮明に表されます。時代を経て、彼らに相対するように展示される山本自身の自画像も例外ではなく、この皮肉めいたルールに従って小さく不鮮明に描き出されます。このような創作過程を通して、山本は所蔵作品も含め美術作品が経済活動と切り離せない事実を、美術館の歴史の背後に読み取ろうとしています。
美術作品は、美術館では広く一般に公開されますが、美術市場においては所有や投機の対象として売買され、その価格は作家の意思とは無関係に、需要と供給によって決定されます。しかし、その取引で交換される貨幣の価値も、国家や中央銀行の「信用」によって仮想的に裏付けられたものと言えます。タイトルの「仮想の換金」は、美術作品を取り巻く清濁入り混じった関心に端を発しながら、作品ひいては貨幣の価値の不確かさを指し示しています。 本展は美術作品を取りまく機関や制度、市場などの環境と作家自身との距離感など、複数の視座をユーモラスに提示します。

《One room》記録映像公開

Art Award IN THE CUBE 2023出品作《One room》の記録映像をYouTubeにアップしました。

ぜひご覧ください。 山本雄教《One room》 素材|一円硬貨、木製パネル、他 制作年|2023 撮影編集|守屋友樹 YAMAMOTO Yukyo《One room》 material|one yen coin.wood panel.etc 2023 Film|MORIYA Yuki 作品について| 床面に至るまでキューブ全体に敷き詰められた一円硬貨は、貨幣というルールから離れ、物質的な存在感が露わになる。そこから見えてくるのは硬貨の「もの」としての魅力か、あるいは離れることで再認識される貨幣のルールか。またキューブ内に入る時、硬貨を踏むかどうか考えるその一瞬には、それぞれの考え方や価値観が現れるだろう。そしてそんな人々の姿を、硬貨は反射し映し出す。 --- 清流の国ぎふ芸術祭 Art Award IN THE CUBE 2023 「リアル」のゆくえ 2023年4月22日〜6月18日 岐阜県美術館


ブログ「日経日本画大賞展で起こったこと」


「第8回 東山魁夷記念 日経日本画大賞展」において、私の出品作≪White noise #10≫に起こったことをブログにアップしました。

よろしければ以下のリンクからお読みいただければ幸いです。

 http://blog.livedoor.jp/yayamamamomototo/archives/68883524.html 


個展「豊穣の空洞」アーティストトーク

 

河岸ホテルの扇沢友樹さんとのトークが、河岸ホテルのYoutubeにて公開されました。

ぜひご覧ください。


「Rurika is」作品掲載


元宝塚の男役スターで、現在はアーティスト、俳優の美弥るりかさんのスタイルブック「Rurika is」に、美弥さんをモチーフに制作した作品2点を掲載いただいています。

作品を見ていただきたいのはもちろんですが、何より美弥さんがむちゃカッコいいので、ご興味のある方はぜひチェックして下さい!

 

https://www.amazon.co.jp/Rurika-%E6%89%B6%E6%A1%91%E7%A4%BE%EF%BC%A2%EF%BC%AF%EF%BC%AF%EF%BC%AB%EF%BC%B3-%E7%BE%8E%E5%BC%A5%E3%82%8B%E3%82%8A%E3%81%8B-ebook/dp/B08JGLJJH8/ref=redir_mobile_desktop?ie=UTF8&bsppEnabled=false&fbclid=IwAR2hlpMjS0k0Zr60p6P9nOXdTTf2-9rDNYee2mHZt9M8PkT4oOFZ4gmD5Pk&ref_=cm_cr_arp_mb_bdcrb_top

 


Ⓒ山本雄教|yukyo yamamoto ≪Wall of aluminum≫ 180.0×360.0cm  一円硬貨 2014
≪Wall of aluminum≫ 180.0×360.0cm 一円硬貨 2014
Ⓒ山本雄教|yukyo yamamoto ≪Blue mountain≫ 245.0×355.0cm ブルーシート、金箔、アクリル絵具 2013
≪Blue mountain≫ 245.0×355.0cm ブルーシート、金箔、アクリル絵具 2013
Ⓒ山本雄教|yukyo yamamoto ≪悲しむ男≫≪翻弄される男≫≪笑う男≫ 麻紙、アルミ箔、鉛筆、一円硬貨 2013
≪悲しむ男≫≪翻弄される男≫≪笑う男≫ 麻紙、アルミ箔、鉛筆、一円硬貨 2013
Ⓒ山本雄教|yukyo yamamoto ≪米と箸≫ 125.0×184.0cm 麻紙、パール顔料、胡粉、墨 2012
≪米と箸≫ 125.0×184.0cm 麻紙、パール顔料、胡粉、墨 2012